今回は、大人になってからでも学生時代に人間関係が上手くいかなかった人はその後も社会性やコミュニケーションを身につけられるのかという考察です。
まず私の体験だと元来の発達障害特性があるのか、中学生以来集団に馴染むというのが苦手になりました。結局それを高校まで引きずった挙句、大学も同じ学科内ではそれほど友達ばできなかったものの、サークルやバイト先では友達ができました。なおうちの出身学科は最初は総合的な理系分野を学んでから3年で各々の学科に振り分けられるシステムになっています。三年になってからは2年次にTwitterで知り合った学内の友人がいたことと3年のゼミがいい人ばかりということで学校外で人と遊ぶことは充実していなかったものの、人間関係は良くなりました。
このことからするに悪いことがあっても後々人間関係で上手くいった事例があればそれが成功体験になり自信につながるでしょう。というわけで社会性は人間関係は後天的に変えられることも可能です。
ここからは僕が人間関係を改善するまでに心がけたことは対面では無理して仲良くなろうと必死にならないこと。これが大事です。いくら仲良くしようとしてもできない人に親しくしようとしても逆に煙たがられるので自分を迎え入れてくれる人間のグループを探せばいいでしょう。もはや大人になるにつれ関わる人間は限られていきます。集団に馴染むのが苦手であれば自分を理解してくれる発達のコミュニティの仲間など数少ない友人を大事にすることが一番です。
あとはコツと言ってはなんですがまず相手が何が興味があるかを聞いてみて相手に話を聞き出させてから、自分の話をしてみるというのもいいと思います。何もコミュニケーションは一方的では通うじません言葉のキャッチボールが上手くできることが本当のコミュ力かと思います。